12月21日 お正月に門松を~ミニ門松づくり~
年末恒例の門松づくりを、12月21日(日)に開催しました。
このイベントは希望者も多く、当選された皆さんは、寒い中ではありましたが午前の部・午後の部とも楽しみにしている様子でお集まりいただきました。まずは、出会いの会で所長から、門松づくりの物語が紹介され、皆さんもそれぞれの家族の素敵な物語を作ってくださいとの挨拶がありました。門松づくりの説明と、門松に飾る植物の由来等を聞いた後、早速、第2炊事場で竹を切る作業に入りました。土台となる器は、孟宗竹をのこぎりで切るので、かなりの労力を必要とします。次第に体も温まってきて、寒風も心地よく感じるほどでした。続いて3本竹の作成ですが、斜めに切るのに苦戦しながらも、補助具を使いながら上手に切っていました。中には、節のところを斜めに切って、笑い竹に仕上げた方もいて、思い思いの竹切りができたようです。切った竹は、水洗いした後、表面に油を塗りました。つやが出て鮮やかな緑色になったのを見て、飾りつけへの意欲が倍増したようでした。
その後ロビーに移動して、土台の竹の器に、3本竹を立て、葉ボタンを入れ、松や梅、千両や南天、杉の葉で上手に飾りつけを行いました。シュロの紐を結び、来年の干支である馬の絵や文字を書いた木札をさして出来上がりです。
実施後のアンケートでは、「初めて門松づくりに挑戦しました。使う材料等、門松のことがいろいろ知ることができて勉強になりました。」「完成したときに、すごくうれしそうにしている子どもの顔が見られて嬉しかったです。」「家族で協力して、1つのものを作り上げるという作業はなかなか日常生活ではできないので、今回の門松作りに参加できてとてもよかったです。」などの感想を寄せていただきました。
それぞれの家族に、素敵な物語がまた1つ加わったであろうことと、皆様が良い年を迎えられますことを心から祈念いたします。

























